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Sometimes I think,oh yes,I'd move to
（そう、ときどき思うの）
Where all the shooting stars are gone
（私たちの願いを抱いて）
With all of our wishes
（流れ星がゆくところに引っ越したい）
How could they bear,oh no ,to carry
（人間のつまんない希望なんか持って）
around the stupid human hopes
（星達もうろうろするのは大変）
So I'm gonna help,I will!
（私手伝ってあげるの ホントよ）
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ドアノブにかかっているそれは、
あっちの世界のものだった。
ビニル袋の中に入っているそれ。
オレは手に持っていたビールの入った袋を落とした。
あわてて家の中に入ったんだ。
なあ、あんた。
長いと自慢できるわけじゃあないけど、
けっこうこれでも生きてきたんだ。
そんなオレも最近では驚かなくなったんだ。
すごくすごく深い深海に生きている深海魚みたいに、
毎日を暮らしていたんだ。
ニュートラルのギアが深海だっただけで、
他のところはしらなかったんだ。
他のところは水槽の外だったんだ。
一日の睡眠時間は三時間。
それが水槽の照明が消える時間。
そこだけが最もあそこに近い時間だと思っていた。
なあ、あんた。
蛍光灯がこの時はちゃんと灯っていたんだ。
この部屋の電流は15アンペア。
ちょうどやる気のないオレにそっくりさ。
しょっちゅうブレーカーが落ちるあたり、
会社のオレとそっくりさ。
週末にお袋にその話をしようと思っていたぐらいなんだ。
明るい蛍光灯の下で見たそれは、
このオレに福音を運んできたんだ。
世界の端のこのオレに、
それこそガケっぷちのこのオレに、
福音を運んできたのさ。
どんなバルタザールの声にもかなわない。
どんなメルキオールの目にもかなわない。
どんなカスパールの沈黙にもかなわない。
それはオレにとっての福音だったんだ。
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