Radio CON$

CON$のブログ。アニメとかホラーとかレトロゲームとか好き。

京フェス

 本会企画1コマ目は「円城塔 自己言及式インタビュー」。
 「今年五月に刊行され、大きな反響を呼んだ『Self-Reference ENGINE』」。

 たしかに。
 しつこいですけど、8月のmixi読書会の題材がこれだったものの、某イベント委員会仕事で修羅場を迎えたために行けなかったのでした。どういう意見が出たのやら……と気になったまま今日に至りました(いちおー「京に」とかけてみた)。

 「突っ込み 菊池誠」という事で、円城塔さんのブログ10月4日分で公開されているこちらのパワーポイント(PDFもあり)をプロジェクタで写しながらのインタビュー。



 もうあちこちで書かれている事ですが、『Self-Reference ENGINE』ほど
「どんな人が書いているんだ?」
 と思う作品も久々。
 そういう意味では、生 円城塔さんが見れただけでも、いやインタビュー中もネタにされていましたけど「実在の人物」という事が判明しただけでももうけもの。半分くらいはAIが書いているのかも?とかいう期待もちょっとはありましたが……。ペンネームの由来が小説を書くプログラムからとっていると初めて知ってまた驚き。


 メモを取り忘れて聞き入っていたのですが、円城塔さんは変な人でした(褒め言葉)。
 著者によるイラスト?もかわいかったし。Tシャツとか作って欲しい。
 「訳のわからないものを浴びる」という個人的なSFの楽しみを再発見できたような気がします。

 今後ですが、「なりゆき次第」とのこと。


 合宿で同じ部屋にいた人同士がこの企画の感想を話し合っていて「読んでいないので聞いていても解りませんでしたけど、面白かったですね」「大丈夫、あれ読んでいても解らないですよ」という会話が。このあたりのツッコミ会話も関西ならではの楽しみ。