いやあもう沢渡佐由理にびっくりでした。『ほしのこえ』でもちょっと思ったけど、そんな女性描写の直球がこの現代において許されていいのか?というと、いいんですなぁ。これも「純愛」ブームのなせるわざでしょうか。ちょうど『ひぐらしのなく頃に』をやって、こりゃあギャルゲーやったことのある人以外はドン引きだろう………と思ったらそうでもなかった、という感覚に似ています。
前半のいびつなコメディータッチとかをSF設定の似非リアルが帳消しにしているという、うまい構成だと思います。脚本もネットで言われているほどひどいと思わないんですが、どうでしょうかねぇ。歳のせいか、やや点が甘いでしょうか。
これ、中学生〜高校生とか女性全般(沢渡佐由理とか、「何言ってんだこのバカ」みたいな感じになるんでしょうね)には絶対オススメできない映画ですね。オッサンや童貞向け。