名古屋駅前に帰る前に某店長に電話して一緒に昼食。なかなか美味しい。
喫茶店なんで、食後にコーヒーを頼むとルマンド(ブルボン)がついてきた。嬉しい。こういう時だけ名古屋はいい所だと思うようになる。
「ルマンド」というのは不思議なお菓子で、子供のころ「美味しいもの」と思い込んで食べていたけどあまり好きになれなくって、じゃあ食べなければいいじゃんと思うのだけど機会があれば必ず食べていた。昔は「お客様に出す菓子」だったのだ。
その後、いろんな人と話して「ルマンド美味しいよね」とか話して、自分の中でのルマンド価値が上がり、大人になって食べたら価値と味が一致した。
実は、昔のルマンドの方が不味かったのかもしれないけど、ルマンドを見ると価値観が移り変わる間にあったいろいろな人間関係はさっぱりと忘れて、自分の価値観の事ばかり考える。その利己的なところにちょっと嫌な気分になった所で食べると、その甘さに気がつかされる。
こんなお菓子、他にはない。