一つ、すごい誤解があった。玉造温泉駅から玉造温泉は歩いてすぐだと思っていたのである。
駅前にタクシーが泊まっていた時点で嫌な予感がしたのだが、まあこれも旅情よと歩き始めた。山陰の田園風景を満喫しつつ歩く。もともとオタは長距離を歩くものなので大した事はない。
3kmは歩いたのでは、と思った頃に到着。
玉造温泉「ゆ〜ゆ」という大衆浴場。600円で温泉に入れる。ちょっと前衛的な建物に惑いつつ、5階の大浴場へ。
汗も流れたか、と時計を見ると午後4時48分くらい。玉造温泉駅までのバスが何時に出るか聞いた所、毎時間50分との事。つまり一時間に一本。再び時計を見ると50分は過ぎていた。
次は5時50分という事になる。
検索してみると、玉造温泉から荘原へは午後6時02分の普通か、6時26分の快速に乗れば良い事が分かった。しかし26分初に乗ると、到着は午後7時開始の夕食に間に合わない場合がある。まあ飲み会なので遅れてもいいが乾杯と自己紹介には出たい。
そこで温泉に入ったばかりだったが、帰路も歩く事に決めた。
今度は山陰の夜景、つまりは真っ暗な中を歩く楽しみが得られた。気温は低いがやや汗ばんでくる。
そうして玉造温泉駅についたが、まだ6時02分初の出雲市行きには乗っていない。なんと8分、電車が遅れているのだった。じゃあ50分のバスに乗れば良かったのでは。冷えてきた。
以下は画像。
