週刊漫画の話。
打ち切り漫画を集める執念は時に神をも動かすらしい。
という事で『KOMAKOMA(コマコマ)』が打ち切り。いや、ちょっと書くタイミングを逃した。申し訳ない。
『涼風』が面白いと書いたら今度は打ち切られるんじゃあないか?と心配でならない。
ジャンプデスノートとか家にあって、それに名前を書いた週刊漫画は十週しばらくしてから必ず打ち切られる、という事が起こっているのか。なら500円玉は潰せないにしてもネウロ並にジャンプを使いこなしているぞ。ちなみにジャンプデスノートを所持するとついてくるのは死神でなく非モテです。
『涼風』のどこが面白いかというと、ツッコミとかいうそういうレベルを突き抜けていて、なおかつ陸上は関係ないという所がポイント。『キング・コング』でジャック・ブラックが演じるところの映画監督、カール・デナムに通じる所がある。根は文系男子のロクデナシ。この辺を避けずに真面目に取り組んでしまったのが『KOMAKOMA(コマコマ)』の失敗点かもしれない。
打ち切り漫画界で早くも注目を集めているのが『ツギハギ漂流作家』(西公平)だろう。
ネーミングからしてもう高田馬場非モテ2000万パワーズが選ぶ打ち切り漫画オブジイヤー2005『切法師』を凌ぐ勢いだ。
- 作者: 中島諭宇樹
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/01/05
- メディア: コミック
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(ヤバイ、切法師の2巻、アマゾンのレビューがむちゃくちゃ可笑しい)
『ツギハギ漂流作家』の凄いところはこれが「ポルタ」の後かという事か。偶然なんだけど、どうもポルタが生まれ変わって打ち切り業界に殴りこみにきたようにしか思えない。そのうちバイクに乗ってドラゴンボールZを歌ったり、岩を投げたりテコ入れキャラが全然悪そうじゃない猫だったりするのだろうか?