ゲームって、やるより戦略の組み立て方を聞く方が面白いです。自分では考えられない。
そのルーツがどこにあるか、というのは自分でもよく解りませんが。
バイトかもしれません。名古屋・大須にある某ゲームセンターでアルバイトしていた時、格ゲーのうまい人に「あそこでどうしてこうするの？」とか聞くと「こうくるからこうする」とか面白い答えがかえってくるのがいいんですね。
武装 神姫でも、
「こういうゲームだったんかい！」
というのが今日一日やって解って、楽しかったです。
さらに。
多人数ゲーム（特にボードゲーム）のどこが面白いのかというと、戦略を考えに考えた人がセオリーどおり必勝パターンを進めていたら、隣の人がむちゃくちゃやってそのセオリーがむちゃくちゃになる、というあの瞬間が面白いですね。
セオリー系の人が怒っちゃったりすると最高なんですが、さすがにそれは趣味悪いか。
天邪鬼な性格なのか、最善手が、必ずしもいい手ではないという所に魅力を感じます。
これは全てのエンターテインメントを楽しむ時に念頭に置いているところで、だから鑑賞眼が普通の人にあわない、とよく言われます。
努力が必ずしも報われるとは限らないように、変な事が良い展開になるという痛快さは大人になってかみしめる事ができた訳で、それが大人になって最も良かったことの一つかも。
